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夢巡の別館、自重してない裏ページです。望准前提で見知らぬおっさん、変態金持ち権力者不良×准などしかありません。自重しません。ほんとすみません。そういうのが好きな方だけご覧ください。見てからの苦情は御遠慮ください。

01.23.05:11

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11.12.03:08

1.掠れ声

「ハードエロ妄想さんに50のお題」

1.掠れ声
掠れ声っていいよ。エロイよ。声が出なくなるまで泣き叫べばいいと思う。
なんか廃倉庫のようなところに監禁されてる感じのシチュエーション。

【共通の注意書き】
こっちの裏ページは書きたいシーンだけいきなり始まりいきなり終わるぶつ切りが基本スタンスなのでものすごい短い上に、それ単体では全く救いがない感じなのですが、その後幸せになる感じの望准がベースなのはどれも変わりませんので、そんな感じで念頭においていだければ幸いです。





かれこれ丸二晩以上入れ替わり立ち替わりに現れる男達に欲を叩きつけられている准の憔悴は計り知れなかった。体の隅々まで汚れた滓に浸けられているようだった。叫び続けた喉は灼けて引き攣れ、乾いた呼吸だけがひゅうひゅうと機械的に肺から押し出され通りすぎて行った。

「は、ぁ、……」

コンクリートの隙間から覗く光が、狭い倉庫の一角を白く帯状に照らしていた。宙を舞う埃の道筋はオーロラにもスクリーンにも見えた。
カツン、と床を踏む無機質な足音が聞こえる。横様に倒れ起き上がる事も出来ないほど疲労していた准の視界の隅に茶色の革靴が映った。
荒く息をつく准の頭をぐしゃりと革靴が踏みつける。数日前までは暖かな太陽に透されさらさら零れていた黒髪は、今は泥と埃と夥しい体液で汚れいた。

虐げる足を振り払いたくても、後手に手錠を掛けられていてはどうしようもなかった。准に出来ることは、芋虫のように地面をのたうち、這い蹲る事だけだった。

「も、ゆる、し、て…」
「んー?聞こえないなぁ」

恐れに呑まれた焦燥に、噛みあわない歯の根がカチカチ鳴る。懇願の言葉を譫言のように繰り返しても枯れ果てた言葉は男に届く前に荒い吐息と掠れた喘ぎに変わっただけだった。

「ぁ、ぁあっ…ん、ゃ、ぁっ」

しゃがんだ男に前髪を掴まれ泣きはらした顔を上向かされる。拭う事も出来ずに溢れる涙で歪む視界は、幸か不幸か自分を陵辱する男を認識することは出来なかった。

 


 

 

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